オギの備忘録

やあ、私の名はオギだ。何かを発信したかった。ブログを開設した理由はそれだけで十分さ。

己の知識の限界に挑んだ話

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[目次]

 

はじめに


 うい、オギです。


 今回は2021年2月28日に開催された「第3回知識検定」のレポートを書いていこうと思います。
 つい先日その結果が返ってきたので「記事にするなら今が一番ちょうどいい」と感じたまでです。本当は3月中に書くのがベストだったんですけどね。
 それではいきます。


そもそも知識検定とは?


 さて、今からレポートを書いていくわけですけども。

 

「そもそも知識検定とはなんぞや?」

 

という人が大多数でしょう。まずはそこの説明からしないといけませんね。

 

 「知識検定」とは、一般社団法人日本ジェネラルナレッジ協会が主催している検定で、2019年から年1回(毎年2月)のペースで開催されています(意外と歴史は浅い)。
 この試験ではズバリ、参加者の広範な知識を問う検定となっています。まあ、その点については後述します。
 古今東西の知識を問うということで、

 

出題範囲は神羅万象である

 

というキャッチフレーズがあるほどです。

 下記に、知識検定公式のホームページのリンクを貼っておくので、興味があったら是非見てください。

 

www.kentei-uketsuke.com


知識検定の詳細


 もう少し説明します。「知識検定」は先程説明したように、古今東西の知識を問う検定となっています。

 出題レベルは1級(試験時間5時間、1000問)と2級(試験時間80分、250問)があります。私が今回受験したのは1級の方です(ネットの書き込みを見ると、「大人は1級がデフォルト」みたいな書き込みがあったので……)

 

 ちなみにサラッと書いてますが、1級の試験時間は5時間です。エグかった。

 

 また、出題範囲は神羅万象とはありますが、主に下記の10ジャンルについての問題が出題されます。


①ことば
②地理・歴史
③政治・経済
④社会
⑤国際
⑥自然科学
⑦生活
⑧スポーツ
⑨芸術
⑩カルチャー

 

 まあ、基本説明はこんな感じです。
ここからは当日の状況と結果について書いていきます。


知識検定当日


 私はこの試験に対して、特に対策はしていませんでした。十分に対策する時間が無かった(言い訳)のが一点。もう一点は、自分の今の実力を測りたかったというのがあります。

 いくら自分がクイズ未経験者と言えど、人より雑学は知っていると自負しているし、ゲームセンターのクイズゲーム(マジアカ)はそこそこやっているので、「まあそれなりの結果は出せるだろう」という謎の自信がありました。
 それでも、2020年の時事をまとめるなどの対策は少しやりました。結果から言うと、これが結構効果ありました。

 

 試験当日
 私は本試験を東京(二松学舎大学)で受けました(ほかに名古屋、大阪会場がある)。
当日の朝は早めに着いたもんだから、靖国神社に寄っておみくじを引いていました。ほんとマイペースだなコイツ。

 

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大吉出た

 

 知識検定自体はかなりマイナーな試験なのですが、それでも参加者は2級含めかなり多かったですね。昨今のクイズブームの影響も少なからずあるのでしょうか?まあ、現地の誘導に関しては不満もありましたが……。

 

 そんなこんなで試験開始。1級の試験時間は5時間。退出はトイレ休憩のみ認められるというハードモード(昼食抜きですよ)。

 

まあ、時間が足りないよね。

 

 マークシート4択で一問一答のはずなのに、マジで時間ギリギリでした。
ひとえに「自分の知識量が足りない」というものありましたが、1000問という問題量をなめていました……。試験に対する耐性がなかったら死んでましたね、これ。

 結果、一度も退出することなく全問埋めることに成功しました。マジでしんどかった。


結果発表


 そんなこんなで4月下旬。知識検定の結果発表の通知である「知歴書」が届きました。
 ちなみに。郵送された封筒には、知歴書一枚しか同封されていませんでした。潔いですね()。

 

 それでは、気になる結果発表です。ドドン!!

 

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はい、不合格乙!!

 

 この試験の合格条件は、

 

①合計点が700点以上であること
②各ジャンルが40点以上であること


です。この検定において全体7割はかなり高い壁です(まあ正直合格できるとは思ってなかった)。

 それでも、1級受験者約500人のうち、300番台が取れたことは幸いでした。これ受験者のレベルが高いヤツだ。

 

驚愕の事実


 知歴書の返却後、twitterでは自身の知歴書を公開する人がちらほらいました。
そんな中、「知識検定」で検索を掛けると当然上位者のツイートがヒットするわけで。

 

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QuizKnock山上さん

 

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同じくQuizKnock CEO伊沢さん

 

いや、勝てるかこんなん!!

 

 この試験は、受験者は500人程度ですが、その分受験者の層が厚かったみたいで。

 この試験の上位者は、現職のクイズ作家、一流のクイズプレイヤー、東大発の知識メディア「QuizKnock」の関係者だったりと、クイズのプロが独占していました。
確かに、この試験自体が1000問の4択クイズであるわけで。

 まあ、自分の実力の無さが分かりましたね……。


まとめ


 ちなみに、この検定に合格したところで、履歴書に自慢して書けるわけでもなければ、即自分の力になるわけでもありません。言ってしまえば。

 しかし、知識というものは、たくさん身に着けておいて損はないと、私は考えています。
 21世紀に入って、スマホ・PCが普及したことで、TPOを問わずに色々なことが検索できる時代になりました。また、AI技術の進歩によって、今後の人間社会は更に便利な世の中になっていくでしょう。それこそ、人間が何も考えなくてもいいほどに。

 ですが、知識は全ての原動力であると私は考えています。最近、思考力が重要だの何だと言われていますが、そもそも知識がないと思考することすら出来ないことに気づくと思います。

 また、知識は人間を人間たらしめるものでもあります。知識無くして何が人間か。テメエのその脳みそはただの重りですか、って話です。

 まあ、これはあくまでも持論なので、万人に共感してもらえるとは思っていません。

しかし、知識は身に着けておいて損はない。この認識だけは是非とも私と共有してほしいものです。

 

……話が大分逸れました。

要するに、私は来年こそ、この検定に合格する。それだけです。

 

~fin~