オギの備忘録

やあ、私の名はオギだ。何かを発信したかった。ブログを開設した理由はそれだけで十分さ。

唐突だが、私のセンター試験を振り返ってみる

[目次]

 

前置き


 こんちは、オギです。
 さて、突然ですが皆さん!今年の1月16,17日は何の日かご存知でしょうか?
 そうです。大学入学共通テストの日です。

 ご存知の方も多いと思いますが、改めて説明を。
 この試験は従来のセンター試験に代わって実施されるものとなっています。
 ただ、最近の目まぐるしい社会の変化に対応するための「思考力・判断力・表現力」に重きを置いているため、その問題形式はセンター試験のそれと大きく異なっています。何なら記述問題までありますしね。
(正直、記述問題は二次試験で十分だし、センター試験も十分に足切りとしての役割を果たせていたから、それを廃止する意図がよく分からない…)
 まあ、詳細は公式HPを見てください。*1

 

 共通テストは今年度から導入されるので、平均点や傾向が全く読み取れないわけでして。まあ、荒れるでしょうね、色んな意味で。
 また、1月7日から発令された首都圏の緊急事態宣言も相まって、現場は更に混沌としているでしょう。
 ちなみに、この記事を執筆している時点では、共通テストは予定通り実施されるとのこと。

 

 というわけで、丁度いい機会ですし、自分のセンター試験の思い出を語っていきたいな~、と思った次第で。
 前置きはこのくらいにして早速。

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これはマジでシャレにならないからNG

 

私のセンター試験(1回目)


 タイトルで察してください。実は私はセンター試験を2回受けています。
 1回目は現役生のとき。このときの私は、おおよそ勉強に対するモチベーションが全くなかったですね。なので、高校3年間碌に勉強してなかったわけですね。まあ、よく高校卒業できましたねって話なんですけども。

(このような状態になってしまった高校時代の話もいずれ書きたいです)


 一応学校では月1くらいで強制的に模試を受けさせられるのですが、成績は常に底辺。正直大学のことなんてどうでもいいと思ってました。なにせ、専門学校への進学を本気で考えていたくらいですから。
「取り敢えずセンターは受けよう。どこかの大学に受かれば御の字だし、センター利用の可能性もある」。ホントにこれくらい意識が低かったです。

 

センター本番(1回目)


 さて、迎えた本番当日。現役生は学校単位で固まる傾向があるので、会場に見知った顔が多かったですね。
 当の私はと言いますと、初日の待機時間中にtwitterで面白動画を見ていた記憶があります。あとは、昼休みに部活の知り合いと四葉のクローバーを探してみたり…。やりたい放題でしたw。
 当然結果は散々でした。散々といっても、過去に受けたマーク模試とあまり点数が変わってないので、むしろ「現状維持だな~」くらいに思っていたました。全く、恐ろしい話です。
 ちなみに、この年は受験校に全落ちして浪人確定しました。

 

私のセンター試験(2回目)


 予備校生活を経て2回目のセンター試験。現役の頃より多少勉強のモチベーションが上がりましたが、依然として全く勉強していませんでした。まあ、浪人の秋に予備校近くの図書館でプログラミングの本を借りていたくらいですからね。
 ちなみにこの時、社会科の科目を地理から倫理に変更し、独学で対策しました。本番では81点を取れたことがひそかな自慢です。(あ、全ての点数開示はしませんよ?)

 

センター本番(2回目)


 さて、迎えた本番当日(2回目)。地味に見知った顔が会場にいることが嫌でしたね。
 当の私はと言いますと、初日のある時に机を指で叩いてリズムを取っていたら、隣の受験者にガチトーンで怒られた記憶があります。そのせいで、2日目はかなり気まずかったです。まあ、普通の人は受験に人生掛けているわけですからね。悪いことをしました(他人事)。
 さて、気になる点数ですが。なんと! 2回目のセンター試験では、1回目より約100点スコアを上げることができました!(それでも底辺であることに変わりないのですが)
浪人の後期でちゃんと対策したんですよ。


センター試験の勉強だけをすることによって。

 

…逆転の発想ですね(棒読み)。


 予備校の後期の授業をほとんどサボり、自習室でセンターの過去問を解いてました。ハイ。
 ホントイかれてんなコイツ。

 

まとめ ~実は大学進学を目指している時点でスゴイんだ!~


 最近は「大学を卒業しないといい職に付けない」というある種の学歴ハラスメント・学歴至上主義が蔓延しているせいか、大学進学率が上がっています。毎年の新生児の数は減少しているのに、センター試験受験者はほぼ横這いなのは、なかなかに面白いですね。
 ちなみに、2020年度のセンター試験受験者は557,699人。*2 一方、2020年度センター試験受験者の生まれた年、2001年の出生数は1,170,662人。*3 割合にして47.64%! 実にほぼ2人に1人が大学生になる時代です。

 

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ここ最近のセンター受験者は55~58万人くらい


 しかし2020年度の段階でも、大学に進学しない人の方が多数派なんです。
「大学を卒業するのが当たり前」という考え方が蔓延していますが、大学進学は義務じゃないんです。中卒・高卒で就職しても何の問題もないんです。果たして、大学を卒業しただけで人の本質的価値は変わるものなのでしょうか? 問題は「そこで何をしたか」ではないでしょうか?
 大学進学を目指しているだけスゴイんです。

 自分の夢・やりたいことを追っているだけスゴイんです。
 その人にはその人の人生があります。学歴にコンプレックスを持たなくてもいいんです。


 この記事を読んでいる高校生・大学進学希望者方。

 自分にとって最良の選択をしましょう。

 やりたいことが勉強できる大学に進学できるならそれが一番。偏差値だけ見て大雑把に決めたとしても、その経験は自分を成長させてくれる。やりたいことは大学に入ってから決めればいい。または、大学進学という選択肢を削ってもいい。やりたいこと・なりたい自分への近道が他にあるなら、それに従えばいい。
 共通テストの話を聞いて、自分のセンター試験体験談、価値観をまとめてみました。

 

終わりに

 共通テストを受ける受験生にメッセージをば。


・初めての共通テスト。みんな同じスタートラインに立っていることを忘れるな!
・準備は念入りに。持ち物・会場への行き方・電車なども調べておくこと!
・時間には余裕をもって!毎年何かしらがあるのが共通テストです。
・寝坊は論外。

それでは!